買う 体験
末廣堂 新道小売店
伝統工芸の粋を極めた名古屋扇子の老舗店
京都と並んで扇子の2大産地である名古屋で、大正元年(1912年)に創業した名古屋扇子の老舗店です。名古屋扇子は、宝暦年間(1751~1764)に京都から現在の西区幅下に移住した井上勘造親子によって始められたもので、主に日常使いの夏扇子や祝儀扇子、イベントなどの記念品に用いられています。末廣堂では、名古屋城本丸御殿の襖絵の松や虎を描いた扇子(各¥2,200)や、名古屋城をバックに桜と松を描いた飾り扇(¥27,500)などの各種扇子、名古屋友禅とコラボした型染生地の名古屋友禅扇子を販売しているほか、左利き用の扇子を開発。精巧な水引細工も人気です。
伝統的な扇子作りは100工程ほどあり、専門職人による分業制で製作します。末廣堂では、折りの工程まで済ませた紙に絵や文字を描き、扇骨を通して糊付けする工程を体験できるワークショップ(¥1,000~、予約制)も開催しています。
DATA
【住所】名古屋市西区新道1-20-14
【電話】052-562-2267
【営業時間】10:00~17:00
【定休日】日、祝
https://suehirodo-sensu.co.jp/