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伊藤家住宅

堀川沿い商家の典型例を残す歴史的建造物

伊藤家は、「清須越」の際に清須から移ってきた商家で、享保7年(1722年)に現在地に居を構えました。江戸時代には尾張藩の御用商人を務め、堀川の水運で栄えた当時の代表的な豪商の一つでした。同姓の茶屋町の伊藤家(松坂屋)と区別して、「川伊藤」と通称されました。
「伊藤家住宅」は、本家、新座敷、南座敷から成る主屋と、蔵、新土蔵、西倉、細工倉などから成り、県指定有形文化財、景観重要建造物に指定されています。大船町筋(美濃路)西側に南から南座敷、本家、新座敷が建ち並び、堀川に面した東側に表蔵、四間道沿いに3つの土蔵が建ち並んでいます。堀川の水運を利用して家業を営んだ商家の典型例として、「四間道町並み保存地区」の特徴的な景観を形成しています。室内は原則非公開です。

DATA

【住所】名古屋市西区那古野1-36-12
https://www.pref.aichi.jp/kyoiku/bunka/bunkazainavi/yukei/kenzoubutu/kensitei/0116.html