エキシロナビ

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五条橋

「清須越」の際にこの地に移築した堀川で最も古い橋

「五条橋」は、名古屋築城と同時に開削された堀川で初めて架けられたという橋。かつて清洲城下の五条川に架かっていた橋を、「清須越」の際にこの地に移築したといわれています。それを裏付けするように、五条橋の擬宝珠(ぎぼし)には、堀川が開削された慶長15年(1610年)より古い、「慶長七年壬寅六月吉日」(1602年)の銘が確認できます。
もともとは木橋でしたが、昭和13年(1938年)に木橋に似せた意匠でコンクリート製に架けかえられました。御影石の親柱、高欄、擬宝珠、石張舗装が昔の雰囲気を残し、名古屋市の都市景観重要建築物にも指定されています。また、現在の擬宝珠はレプリカで、本物の擬宝珠は、名古屋城西の丸城宝館に保存されています。

DATA

【住所】名古屋市西区那古野1及び名古屋市中区丸の内1
https://www.city.nagoya.jp/kankobunkakoryu/page/0000038070.html