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名古屋能シアター久田館

江戸時代の賑わいが現代に蘇る能楽堂

名古屋を拠点に活動するシテ方観世流の能楽師で、重要無形文化財総合指定されている久田勘鷗さんの能楽堂です。この場所は、寛永6(1629)年に能楽笛方・藤田流初代清兵衛が徳川家より屋敷を拝領して舞台と住居を構え、明治初期まで「姫(比米)町舞台」として賑わっていました。その後舞台は失われてしまいましたが、平成17年に十一世藤田六郎兵衛宗家の稽古場として再興した後、久田勘鷗さんが引き継いで能の公演を行っています。
日本で最も古い伝統を持ち、舞、謡、囃子を巧みに駆使して人の情念を描き出す舞台芸術・能の世界を堪能してみましょう。久田勘鷗さんの稽古場としても利用されていて、直々に教えてもらうこともできます。

DATA

【住所】名古屋市西区幅下2-10-9
【電話】052-446-6025
【営業時間】公演による
http://www.hisadakan-oh.com/